仕事に対するやりがいの変化やプライベートを取り巻く環境の変化など、さまざまな理由で転職を検討している女性も多いでしょう。
しかし、ネックとなるのが「32歳女性」という転職市場からの見え方です。結論からお伝えすると、32歳であっても転職は遅くはなく、女性だから転職に失敗しやすいということもありません。
今回は、32歳女性における転職事情について状況別に解説していきます。また、未経験・スキルなしで転職を成功させるポイントや、おすすめの転職エージェント・転職サイトも紹介しているのでぜひ参考にしてください。
- 20代後半に比べると転職入職率は下がるが、転職を成功させている人は一定数いる
- 既婚の場合は、ライフステージの変化を想定して転職先を選ぶ
- 転職先を選ぶ際には、実際に働いている女性の口コミ・評判を参考にするのがおすすめ
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32歳女性の転職が厳しいのは本当か
結論からお伝えすると、32歳女性でも転職は難しくありません。厚生労働省の「令和5年雇用動向調査結果の概況」によると、30~34歳の転職入職率は14.2%です。

つまり、10人に1人は転職を成功させていることになります。30代は「転職のタイミングとしては遅い」と言われることも多々ありますが、この数字から見ると、それでもチャレンジしている人がいて転職を成功させていることがわかるでしょう。
ただし、20代後半に比べると転職入職率が下がる(=転職が厳しくなる)のは事実です。即戦力採用がメインとなり、求められる人材像のハードルも上がるため、20代の頃よりも転職事情が厳しくなることは避けられません。
32歳の女性における働き方の割合
厚生労働省の「雇用の分野における女性活躍推進等に関する参考資料」によると、20代後半には約60%もの正規雇用率があるのに対して、30代前半では約48%まで減少します。これに対して非正規雇用率は20代後半では18~19%程度だったのが、30代前半になると約32%まで上昇します。
年齢層 | 正規雇用率 | 非正規雇用率 |
---|---|---|
20~24歳 | 約40% | 約33 |
25~29歳 | 約60% | 約18~19% |
30~34歳 | 約48% | 約32% |
35~39歳 | 約40% | 約38% |
40~44歳 | 約37% | 約41% |
45~49歳 | 約35% | 約45% |
20代後半から30代前半は、多くの女性が結婚や出産などのライフイベントを迎える時期です。この時期に働き方を変える人も多くいます。特に子どもが産まれ、育児を経験するなかで仕事との両立が難しいと感じるケースが多く、家族構成の変化をきかっけに働き方を変える人も多いでしょう。
時短勤務など、ワーキングマザーに対するサポート体制が整っていればよいですが、そうでない場合は正社員を辞め、パートやアルバイトといった非正規雇用を選ぶ必要があります。そのため、20代後半から30代前半において、正規雇用率は減少し、非正規雇用率が上昇していると考えられます。
32歳の未婚(独身)女性における転職事情
未婚(独身)の場合は、既婚者や子持ち女性に比べて就業時間に融通が利きやすく、仕事に割ける時間も多く確保が可能なためキャリアアップや年収アップを狙える転職が可能です。
ただし、将来的にライフプランの変化を予定している場合は、現時点における理想はもちろんのこと、結婚や妊娠・出産後の働き方も考慮して転職先を選ぶ必要があります。
キャリアップや年収アップも狙える
30代をターゲットにした求人は、即戦力枠として年収やポジションなど好条件であるケースが多々あります。独身の場合は身動きが取りやすいこともあり、こうした求人に応募しても採用される可能性があがります。
そのため、32歳女性で独身の場合の転職は、キャリアアップや年収アップを狙いやすいでしょう。特にこれまでの実績や培ってきたスキル・知識を活かせる同業種への転職の場合は、年収アップが期待できます。
一方で未経験業種・職種への転職の場合は、社会人経験はあれどスキル・知識的には新人と同じであるため、年収が下がることも否めません。
今後ライフプランの変化を予定している場合
現在独身で、将来的に結婚や妊娠・出産を予定している場合は、ライフステージの変化も加味した転職における優先順位を付ける必要があります。
たとえば将来的に子どもを希望し、育休復帰後は仕事よりも家庭を優先したい場合は、時短勤務制度のある企業や、リモートワーク制度がある企業などが候補に挙がるでしょう。
何を優先したいかは人それぞれであるため、転職前にライフプランの変化を含めて今後の生活および仕事をどのようにしていきたいのか、その際に何を優先したいのかを考える必要があります。
今後ライフプランの変化を予定していない場合
今後、ライフプランの変化を予定していない女性の場合は、働く時間や場所などの制約がないため、転職の自由度が高くなります。
ただし、プライベートとキャリアのどちらを優先したいかについては、優先順位を決めておく必要があります。また、それぞれの項目においてもさらに深掘りし、許容範囲を決めておくのも忘れてはいけません。
たとえば、プライベートを優先する場合、残業ひとつとってもまったくないほうがよいのか、月間5時間程度であれば「まあ良し」とできるのかなどです。
事細かに決め、条件をガチガチに固めてしまうと理想の企業と巡り合うハードルが上がりますが、許容範囲を決めることで選択肢を広げられるでしょう。
32歳の既婚女性における転職事情
32歳既婚女性の転職においては、将来的に子どもをもうける予定があるかどうかも含めて子どもがいるかどうかによって、事情が変わってきます。
子育て中は、子ども中心の生活となるため、自分はもちろん仕事のための時間も少なくなるのが一般的です。子どもの体調不良により、仕事も休みを取らなければいけない機会が増えるため、子育てのための休暇制度など、ワーキングマザーに優しい制度・環境が整っている企業を選ぶ必要があります。
キャリチェンジする場合は年収アップを見込みづらい
30代になるとキャリアチェンジが難しくなると言われますが、生産年齢人口の減少により人手不足の業界が多いことから32歳でキャリアチェンジを図ることも可能です。ただし、基本的に年収は下がると考えておいたほうがよいでしょう。
他業界よりも現職の年収水準が低いまたは年齢の割に低い人が、年収水準の高い業界に転職した場合は年収が上がることも考えられます。しかし、未経験の場合は、業務や業界に対するスキル・経験が不足していることから、年収が下がるのが一般的です。
子育て中や子育ての予定がある場合
厚生労働省の「令和5年雇用動向調査結果の概況」によると、30~34歳女性の転職理由では「出産・育児」が最多の5.2%を占めています。
年齢層 | 割合 |
---|---|
19歳以下 | – |
20~24歳 | 0.3% |
25~29歳 | 1.4% |
30~34歳 | 5.2% |
35~39歳 | 2.6% |
40~44歳 | 3.7% |
一昔前には結婚、出産でキャリアを中断することが当たり前の時代がありましたが、昨今においては女性の活躍を推進・サポートする企業が増えています。そうした企業に転職できれば、仕事と家事・育児を両立させやすいでしょう。
そのため、育児休暇から復職したあとも仕事を頑張りたいと考えている女性は、女性の活躍を応援する企業や、ロールモデルとなる女性管理職の割合が多い企業を選んで転職活動をするのがおすすめです。
子育て中や子育ての予定がある女性におすすめの企業
女性の活躍を応援する企業とは具体的に下記のような企業です。
- フルリモート可能な企業
- 育児休暇からの復職率が高い企業
- 女性の管理職が多い企業
- 「えるぼし」認定を受けている企業
- 「くるみんマーク」認定を受けている企業
特に子どもが小さい場合は、病気で頻繁に保育園からの呼び出しがあります。そうした場合、フルリモート可能な企業であれば、看病しながら業務を進められるため仕事に穴をあけずに済みます。
また、育児休暇からの復帰率が高い企業や、女性管理職が多い企業は、ワーキングマザーが働きやすい環境が整っていると推測できるでしょう。
「えるぼし」認定、「くるみんマーク」認定とは、女性の活躍推進を応援する企業を認定する制度です。「えるぼし」認定は、「女性の雇用や働き方を守る活動を行う企業」を証明するものであるため、特にキャリア形成に重きを置いた転職をしたい女性におすすめです。
「くるみんマーク」認定は、「子育てサポート」に重点を置いている認定であるため、仕事と家事・育児の両立を目指す場合に、注目しておくとよいでしょう。
【認定されている企業で働く女性の口コミ・評判】
40代後半 / 正社員 / 税理士 / 役職なし
えるぼし認定を取得しています。産休から復帰した女性も何人か務めており、子育て中の女性が働きやすい環境…続きを読む
20代後半 / 正社員 / プログラマ(制御系) / 役職なし
プラチナくるみんの認定を受けており、産休、育休制度はかなり充実しています。育休は育休手当ありで2年間…続きを読む
今後子育てを予定していない場合
生涯、夫婦2人で生活していくことを決めている場合は、子持ち女性よりも転職の選択肢が広がるでしょう。しかし、働き方やプライベートのあり方については、パートナーと認識を擦り合わせておく必要があります。
たとえば二人ともキャリア志向で、プライベートよりも仕事の充実を優先したい場合は、生活リズムが合わなくても問題ないでしょう。
一方で、生活リズムを合わせたい場合や休日は一緒に過ごしたい場合は、勤務時間や休日を考慮して転職先を探すことになります。この辺りの考え方は夫婦によって異なるので、転職活動をはじめる前にしっかりとした話し合いが必要です。
32歳の女性が未経験・スキルなしで転職成功させるポイント
32歳の女性が未経験・スキルなしで転職成功させるには、次のようなポイントを意識しておく必要があります。
キャリアチェンジはポテンシャル採用を主流とするため、30代では20代のそれよりも事情が厳しくなります。しかし、採用される可能性がゼロということはなく、「未経験OK」や「スキルなしOK」といった文言のある求人に応募すれば、採用の可能性を上げられます。
また、転職活動をいたずらに長く続けてしまうとすぐに33歳となり、さらに転職事情が厳しくなるため、転職活動の期限を決めておくこともおすすめです。一定期間で転職が決まらなければ、すっぱり諦めることも選択に入れておきましょう。
いつまでに転職するのか目標を決める
転職は長期化するとモチベーションの維持が難しくなるほか、求める条件や希望に迷いが生じやすくなります。そのため、いつまでに転職するのか、目標となる期間を決めて行うのがおすすめです。「来年の3月までに」などと期限を設けることで、その間は全力で転職活動に取り組む気になるでしょう。
また、期間のほかに情報収集期間や応募・面接期間など、やること別に期間を決めておくことで今何をすべきかが明確になれば転職活動に向き合うハードルも下がります。それぞれの期間を全力で取り組めれば、スキルなし・未経験であっても転職を成功させやすくなるでしょう。
女性の産休・育休からの復職実績がある企業を選ぶ
家庭もキャリアもバランスよく両立したい場合は、産休・育休からの復帰実績がある企業を選ぶのがおすすめです。復職率については企業のHPにも掲載されていることもありますが、あわせて実際に働いている人のリアルな口コミを調べると制度が形骸化していないかを知れます。
SHEHUBでは、実際に働く女性社員の口コミを掲載しています。ワーキングマザーでも働きやすいのかどうか、リアルな情報を得るためにぜひご活用ください。
転職先で活かせる専門スキル以外の能力を棚卸しする
厚生労働省の調査資料によると、採用選考の際に重視する項目において、実務経験に次いでコミュニケーション能力や熱意・意欲が重視されていることがわかっています。

実務経験を問われるのは間違いありませんが、この結果から専門スキルよりも「コミュニケーション能力」や「熱意・意欲」があれば、未経験でも採用される可能性があることがわかります。
また、PCスキルや問題解決能力、自己管理能力など、仕事をするうえでベースとなるポータブルスキルがあれば、未経験・スキルなしでも採用されやすくなります。そのため、未経験業種・職種への転職の際は、専門スキル以外の能力の棚卸しを行うことが重要です。
32歳からでもスキルなし・未経験OKの職種を選ぶ
30代になると即戦力採用がメインになるため、未経験へのキャリアチェンジは難しくなります。しかし、なかには「未経験OK」の求人もあるため、キャリアチェンジを図る場合はこうした求人に応募するのがおすすめです。
狙うのは業務遂行に特別な資格が求められない業界です。特に人材不足が深刻な介護業界やIT業界、物流業界であれば採用の可能性を高められます。
資格を取得して手に職を付ける
資格を取得することで、資格なしの状態よりは転職活動を有利に進められるようになります。特に「手に職を付けられる」資格を取得すれば、結婚や出産などによりキャリアが一時的に中断されても復職しやすくなるため、資格の取得から転職活動をはじめるのもおすすめです。
手に職を付けられる資格とは具体的には下記のような資格です。これらの資格は人手不足などにより需要が高い職種でであるため、資格を取得することでスムーズな転職を実現しやすくなります。
32歳女性におすすめの手に職を付けられる職種 | 必要な資格 |
---|---|
ファイナンシャルプランナー | ファイナンシャルプランナー |
キャリアアドバイザー | キャリアコンサルタント |
システムエンジニア | 情報処理技術者試験など |
行政書士 | 行政書士 |
保育士 | 保育士 |
難易度は高いですが、独学でも合格を目指せる行政書士は、平均年収も高く、将来的にフリーランスとして独立することも可能なため、家事・育児とも両立しやすい仕事です。
そのため、キャリアと家庭の優先順位が決められないという場合は、行政書士の資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。
なお、手に職を付けたい女性におすすめの職種は、下記のページで詳しく紹介しているのであわせてご覧ください。

在宅ワークなど副業から始める
転職活動に自信が持てない場合や転職活動に割ける時間が限定的な既婚者や子持ちの場合は、在宅ワークなど副業を足がかりに転職するのもおすすめです。
将来的に転職したい業界・職種を考慮しながら副業をはじめ、スキルや知見が溜まってきたところで転職をすれば、まったくの未経験者よりは採用されやすくなります。
たとえば、Web業界への転職を希望する場合は、WebライターやWebデザイナーなどを副業ではじめるのがおすすめです。なお、独立も可能な職種を選んでおけば、転職活動がうまくいかなくてもフリーランスという選択肢が残ります。
フリーランスであれば、時間的な融通が利きやすいため、理想のワークライフバランスも叶えやすくなります。
30代女性に強い転職エージェントを活用する
未経験業種・職種への転職は、実際に働いてみるまでその仕事が合うかどうかがわかりません。32歳でキャリアチェンジに失敗した場合、転職期間が短いためすぐには転職できないうえに年齢を重ねていることもあり、転職難易度はさらに上がります。後戻りできない年齢でもあるため、失敗は避けたいところです。
そこでおすすめしたのが、転職エージェントの活用です。業界・職種、および企業の内情に詳しいキャリアアドバイザーが、求職者の適性や希望に応じて求人を紹介してくれます。思わぬ候補が見つかることもあるため、可能性を広げるという意味でもおすすめの方法です。
32歳女性がスキルなし・未経験でも転職できるおすすめ職種
32歳女性がスキルなし・未経験でも転職できるおすすめの職種は次のとおりです。
職種 | 平均年収 |
---|---|
ルートセールス | 350~400万円 |
カウンターセールス | 420~470万円 |
一般事務 | 460~510万円 |
医療事務 | 430~480万円 |
接客・販売員 | 310~360万円 |
上記はすべて特別な資格が不要な職種です。就職後にノウハウやスキルを身に付けられるため、スキルなしでも転職可能です。
ルートセールス
ルートセールスとは、既存顧客を対象に営業を行う仕事です。すでにサービスを導入している顧客に対して、定期的に訪問したりメッセージを送ったりして、課題を探し、その課題に対する解決策として自社製品の提案を行います。
商品知識や顧客の業界・職種に対する知識が求められますが、すでにサービスを導入していることから新規顧客を獲得するよりも営業しやすいため、スキルなしでも安定的な成果を上げやすい特徴があります。また、新規営業のように初対面の人に対して営業をかける緊張感や断られる不安が少ないのもルートセールスをおすすめできるポイントです。
【ルートセールスで働く女性の口コミ・評判】
30代後半 / 正社員 / ルートセールス・代理店営業 / 役職なし
土日祝が休みです。平日に休みたい場合は直属の上司に申請さえすれば、比較的休みやすいです。休んだ分、自…続きを読む
30代前半 / 正社員 / ルートセールス・代理店営業 / 主任級
他の女性に自分の会社を勧めたいかですが、個人に事情を甘味してくれるし、生理の辛さなどを理解して柔軟に勤務時間を調整してくれたりと女性のことを考えてくれていると思います。…続きを読む
30代前半 / 正社員 / ルートセールス・代理店営業 / 主任級
お休みのとりやすさは、どうしても取りづらいタイミングはありますが、有給も「消化してください」という働…続きを読む
カウンターセールス
カウンターセールスとは、店舗に来店した顧客に対して営業を行う仕事です。内勤営業とも言います。ほかにも業種によっては電話でアポイントメントを取るなど、社外に出ることなく営業活動を行う仕事もカウンターセールスに含まれます。保険や不動産、旅行代理店、ブライダルなどの業界に多い仕事です。
顧客は興味を持って来店する人が多く、時間も長く取れるため、営業成果を上げやすい特徴があります。じっくりと顧客の悩みや課題、来店した背景などを聞いたうえで最適な提案をするため、話を聞くのが好きな人に向いています。
また、顧客の喜びを身近に感じられるため、他己精神のある人にもおすすめです。一方で人の話を聞くのが苦手な人や提案力のない人には向かない仕事と言えるでしょう。
【カウンターセールスで働く女性の口コミ・評判】
30代前半 / 正社員 / カウンターセールス・内勤営業 / 主任級
有給休暇が初年度から15日つき、取りこぼした分は翌年に繰り越せるため、まず枠が多いです。本社において…続きを読む
20代後半 / 正社員 / カウンターセールス・内勤営業 / 役職なし
性別関係なく活躍できます。女性でもマネージャーになっている方が多い印象です。ただ、本部社員については…続きを読む
30代後半 / 正社員 / カウンターセールス・内勤営業 / 役職なし
ショップマスターには、実績次第で若くても抜擢されます。実績がずば抜けていなくても、一定以上の年数が経…続きを読む
一般事務
一般事務とはデータ入力や書類作成・処理・整理、電話応対、来客応対など、基本的な事務作業を担当する仕事です。業務ではパソコンを使用するため、タイピングやWord、Excelの基本的な使用方法を習得しているほうが望ましいでしょう。
一般事務はルーティンワークがメインになるため、スケジュール管理さえしっかりできていれば、定時で退社できることが多いのも魅力的な点です。
座り仕事なので体力に自信がない女性にもおすすめの仕事ですが、データ入力や書類の作成等、正確性と確実性が求められます。急ぎで書類の作成を依頼されることもあるため、慎重かつスピード感を持って業務に取り組める人に向いています。
事務作業以外にも電話応対や来客応対など、企業の顔としての役割もあるため、明るさや人当たりの良さ、ホスピタリティを持ち合わせている人におすすめです。
【一般事務で働く女性の口コミ・評判】
30代前半 / 正社員 / 一般事務 / 役職なし
若手の女性の事務員でも、積極的に様々な仕事をやるような姿勢があると、上司がそれを認めて役職者になることが増えてきたように思います。…続きを読む
20代後半 / 正社員 / 一般事務 / 役職なし
一般事務としては給与は普通だと思います。ただ賞与が年3回あり、一般事務としては多めにもらえると思いま…続きを読む
30代後半 / 正社員 / 一般事務 / 役職なし
他社と同様に、一般事務の基本的なスタイルです。朝から夕方までの就業時間で、残業もありました。ただ…続きを読む
医療事務
医療事務とは病院やクリニック、調剤薬局などで受付や会計、患者の対応、レセプト(診療報酬請求)作成などを行う仕事です。医療保険制度に対する知識が求められますが、仕事をしながら覚えられるため、資格や経験は必要ありません。
病院やクリニックなどの医療機関は全国各地にあり、正社員をはじめ、派遣社員やパート・アルバイトなど非正規雇用での求人も多いため、ライフスタイルにあわせやすい仕事でもあります。
専門知識が身につくため、ブランクがあっても復職しやすいメリットがある一方で、大きい病院でない限り、少数精鋭で業務を回しているため、休みが取りにくいのが難点です。また、年収も高いほうではないため、転職による年収アップを狙う場合はおすすめできない仕事です。
【医療事務で働く女性の口コミ・評判】
30代前半 / 正社員 / 一般事務 / 役職なし
勤務時間は2シフト制でしたが、1時間程度の違いなのでほぼ固定で、生活リズムは割と規則的だったと思いま…続きを読む
30代後半 / 正社員 / 医療事務 / 役職なし
パワーハラスメントやセクシャルハラスメントを感じたことは一切ありません。上司やリーダーには、何かあれ…続きを読む
30代後半 / 正社員 / 医療事務 / 役職なし
女性が多く働いていて、上司や幹部も女性が多いです。産休・育休を取得している方も多いので、子育てへの理…続きを読む
接客・販売員
接客・販売員とは、衣料品店や家電量販店、ホテルなどで、お客様対応や商品の販売を担当する人のことです。清掃や商品の陳列、在庫の確認・発注など、対応業務の幅が広いことから、体力のある人におすすめです。
また、お客様が求める商品が陳列されている場所に案内することもあるため、記憶力の良い人向きの仕事でもあります。店舗によっては商品カテゴリごとに担当者が分かれており、お客様からの質問や相談に応えるため、担当カテゴリの各商品の特徴など、知識の習得が求められます。
接客・販売員の仕事は初対面の人と話すことが多いため、知らない人と話すことが苦手な女性には向きません。また、基本的に立ち仕事で、時に重たい荷物を運ぶこともあるため、体力に自信がない人にもおすすめできない仕事です。
【接客・販売員で働く女性の口コミ・評判】
30代後半 / 正社員 / 販売・接客・ホールサービス / 役職なし
販売職の給料は低いですが、残業もほとんどないため妥当のように感じます。評価に関しては、勤務年数や売り…続きを読む
40代前半 / 正社員 / 店長・店長候補 / 主任級
販売業なので、基本的に男女平等です。お客さまは女性が多いので、女性の方が接客につきやすいという良さは…続きを読む
32歳女性におすすめの転職エージェント
転職エージェントでは、求職者が希望する条件に沿った求人の紹介だけでなく、キャリアの方向性に関する相談にも乗ってくれます。キャリアチェンジかキャリアアップか、キャリアチェンジにおいては進むべき業界など、面談を通して方向性をアドバイスしてくれます。
さらに履歴書・職務経歴書の作成などの選考対策や面接日程の調整、労働条件の交渉まで対応してくれため、一人で転職活動を行うよりも楽に選考を進められるでしょう。
そのため、一人での転職活動が不安な女性や現職が忙しく転職に割く時間があまり取れない女性、仕事と家事育児の両立に忙しく時間の捻出が難しい女性におすすめです。
SHE HUBエージェント
女性限定の転職エージェント「SHE HUBエージェント」![]() SHE HUB転職エージェントは 自分らしく、キャリアを築きたい女性の転職を 全力で支援する転職サービスです。 自己分析診断結果やカウンセリングを通じで女性の「ホンネ」を引き出します。アドバイザーは全員女性でかつ、キャリアアップを実現したスタッフのみ。安心してあなたのキャリアを相談できます。 |
「SHE HUBエージェント」は、女性が働きやすい環境へと導いてくれる転職エージェントです。キャリアを一緒に考える伴走型支援により、自分だけの視点では見えてこなかった選択肢を発見できます。
「自分らしく楽しめるキャリア」をキーワードにキャリア相談を行ってくれるので、後悔のない転職を実現しやすいでしょう。女性に特化した転職エージェントであることから、ライフステージの変化など、転職に付きまとう女性特有の悩みについても寄り添ってくれます。
キャリアもプライベートも諦めたくない女性の強い味方となってくれる転職エージェントです。
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「JACリクルートメント」は、30年以上の歴史があり、約43万人の転職実績を持つ転職エージェントです。ハイクラス転職に特化しており、大手・優良企業への転職実績も多いため、年収を上げたい女性におすすめです。
ロンドン発祥の日系転職エージェントであり、世界12カ国に広がる独自のグローバルネットワークを保有していることから、特に外資系企業や海外進出企業への転職実績が豊富です。そのため、グローバルな活躍を目指す女性はチェックしておきたいエージェントです。
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「doda」は、10万件の求人数を保有している業界最大規模の転職エージェントです。転職市場に精通した専門スタッフが在籍しており、キャリアプランの相談から転職活動をサポートしてくれます。
転職エージェント以外にも転職サイトとしての機能も持っており、一度の登録で両方のサービスを使えるのも魅力的な点です。そのため、求人を紹介してもらいつつ、自分でも探したい女性や、多くの求人から自身に最適なものを選択したい女性におすすめのサービスです。
32歳女性におすすめの転職サイト
幅広い業界・職種の求人が掲載されている転職サイトは、希望の業界・職種が絞れていない女性や、転職すべきかどうか迷っている女性におすすめのサービスです。
また、転職エージェントと異なり、面談や求人の紹介など、転職活動におけるサポ-トがないため、転職成功まで自走できる女性や一人でじっくり考えながら転職活動したい女性に適しています。
リクナビNEXT
「リクナビNEXT」は就活業界大手の株式会社リクルートが運営する転職サイトです。国内最大級の求人数とAI技術で最適な求人をレコメンドする機能や企業からオファーが来る機能があり、想像していなかった働き方と出会えるとして好評を博しています。そのため、転職の方向性に迷う女性におすすめです。
また、アプリもリリースしており、ダウンロードすれば簡単に新着情報を手に入れられるため、自分のペースで転職活動を行いたいけど、あまり時間が取れない女性におすすめのサービスです。
マイナビ転職女性のおしごと
「マイナビ転職 女性のおしごと」は、就活生の9割以上が登録していると言われている、就活業界最大手の株式会社マイナビが運営する転職サイトです。女性に特化した転職サイトのなかでもトップクラスの求人数を保有しており、検索機能も充実していることから、理想の転職先が見つかる可能性が高いサービスです。
また、女性の転職に関するコラムなどのコンテンツが充実しており、「20代の女性が活躍中」や「未経験からチャレンジ」できる企業の求人をまとめて掲載しているため、女性特有のニーズに合わせて求人を探しやすいのも嬉しいポイントです。
女の転職type
「女の転職type」は、求人の8割が正社員募集と、正社員を希望する女性におすすめの転職サイトです。「未経験OK」や「大手優良企業」、「リモートワークOK」の求人が多数掲載されているため、キャリアチェンジもキャリアアップも狙えます。
正社員募集の求人が大多数を占めますが、なかには派遣や紹介予定派遣、パート・アルバイトなど、さまざまな雇用形態の求人も取り扱っているため、ライフステージの変化に対応した柔軟な働き方を模索したい女性にもおすすめです。
「女性管理職在籍」や「育児と両立OK」など、女性特有の悩みに対応した検索条件もあるため、仕事と家事・育児を両立したい女性は登録しておきたいサービスです。
32歳女性の転職でよくある質問
32歳女性の平均年収はどのくらいか
国税庁の「民間給与実態統計調査結果」によると、30~34歳女性の平均年収は、353.1万円です。
年齢層 | 平均年収 |
---|---|
20~24歳 | 256.5万円 |
25~29歳 | 360.7万円 |
30~34歳 | 353.1万円 |
35~39歳 | 347.5万円 |
40~44歳 | 355.4万円 |
45~49歳 | 359.9万円 |
32歳、育休中でも転職は可能か
育休中でも転職可能です。ただし、企業によっては育休中の転職に対して良くない印象を抱くケースもあります。そのため、「なぜこのタイミングで転職活動をする必要があるのか」について、納得のいく理由を用意する必要があるでしょう。
32歳で妊活中でも転職は可能か
32歳で妊活中でも転職は可能です。ただし、新しい職場の既存従業員の心証を損なう可能性が高いため、転職後すぐに産休に入ることは避けたいところです。
経済状況や体調、持病の関係など、さまざまな要因があるため一概には言えませんが、優先順位を決めて行うほうがよいかもしれません。
まとめ:32歳女性でも転職できる可能性は十分ある!
32歳女性であってもプライベートの状況やこれまでの社会人経験を通して習得してきたスキル・能力、実務経験は人によってまったく異なります。そのため、年齢と性別で一括りにして「転職は厳しい」とは言えません。
また、現職では活躍できなかった女性でも、環境を変えれば水を得た魚のように輝き出すこともあるでしょう。そのため、年齢や性別に先入観を捨てて、やりたいことにチャレンジしてみることをおすすめします。
ただし、転職先選びは慎重に行いましょう。特に子どもがいる女性や子どもを育てる予定がある女性の場合は、ワーキングマザーが働きやすい環境が整っているかをチェックしておく必要があります。
制度はあれど形骸化していることもあるので、「SHEHUB」で実際に働く女性の口コミ・評判からその実態を見極めましょう。
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